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「グローバタウン」
エレナの屋敷
エレナ「ただいま。ミック、パパいる?」
ミック「これはこれは、エレナ様、おかえりなさいませ。」
ミック-エレナの家の執事
ミック「アース様なら2階におられます。」
コトン…コトン…
2階から誰かが降りてくる。
ミック「アース様。エレナ様がお戻りになられました。」
エレナ「パパ」
ルノワール・クラウド・アース
アース「エレナ、戻ったのか。おや?ルキも一緒か。」
ルキ「はい!お久しぶりです。」
アース「そう堅くなるな。ワハハ」
エレナ「ところでパパに話があるの。」
アース「なんだ?」
エレナ「パパ、船持ってる?」
アース「急にどうした?海にでも出るのか?」
エレナ「うん。ルキと一緒にね。」
アース「海賊にでもなるのか?ワハハ…」
エレナ「ルキは海賊になりたがってるんだけどあたしは『航海士』になりたいの!」
アース「航海士も海賊の仲間みたいなものだぞ。まぁいい。反対などはしないぞ。オマエはオマエが『生きたい』ようにしなさい。』
エレナ「パパ…」
アース「ところで船がいるんだったな?海賊船みたいな船はないが、ボートくらいのならあるがよいか?」
エレナ「ボートで充分よ。ありがと…パパ…」
アース「ところでルキよ。」
ルキ「はい!なんでしょうか?」
アース「エレナをよろしく頼むぞ。こう見えても、か弱い娘なんでな。」
エレナ「パパ」
ルキ「任しといてください!エレナは最初の大事な『仲間』ですから。」
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