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ああ、かっこいいな
ああ、かわいいな
ああ、~フェチなんだ
ああ、空気が美味しい
ああ、そこにそれがあるだけで
=愛おしい
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「~くん、ってかっこいいよね」
「~が好き!」
「やっぱデートは…」
「(ああ、ああ、…だめだ、ぜんっぜん私わからない。…いや、わからないわけじゃないけど、…私は…)だよねだよね~、私もすき!!」
皆が恋愛話の中、ひとり、考え事をする女の子がいた。
だが決して、彼女、夕暮楓がういているわけではない。
話には相槌をうち、しっかりと話に混ざっているし、むしろ積極的に話している。
だが楓の頭の中はぐるぐるとまわっていた。
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