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「ただいまーーー」
語尾にハートマークが付きそうなくらいの可愛らしい声が1階から聞こえて来た。
「あら、奏。お帰りなさい」
この可愛らしい声の持ち主は亮さんの妹の相沢 奏(アイザワ カナ)さんだ。
俺がいつも突っ立ってる場所から奏さんの部屋が見えるので、毎日覗いている。そしてそれが毎朝の楽しみであり、俺の日課だ。
…何だか響きがやらしいな。
まるでストーカーではないか。
そして奏さんはトタトタと音を立てて階段を登ってきた。
ちなみに今日の奏さんのパンツの色はピンクだった。
この事は鮮明に覚えている。
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