序.

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序.

「……ったく、井上は。何でもかんでも脱ぎっぱなしやねんから」 ぶつぶつ言いながら石田は井上の脱ぎ散らかしたジャケットを畳んでいた。 井上は、昼食を買いに劇場近くのコンビニに行っていたのだ。 「おい、石田。飯食いに行こうや」 キングコングの西野が声を掛けてきた。
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