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瑠奈‡side
瑠奈を始めに夏美以外の4人が夏美がいないことに気付いた。
「えぇっ!!マジで。
ど、どないしよ?」
杏が困惑した様子で言った。
「とりあえず電話しよ。」
一番冷静な凜音が言った。
<プルルルル、プルルルル、プルルルル………お留守番サービスに接続します。ピーという発信音の後にお名前とご用件をお話下さい。ピーッ>
「おいコラ、夏美。今どこおんねん。今すぐ電話しなしばくぞ、ボケ!!」
ブチッ、プーッ、プーッ、プーッ
凜音はおでこにシワを寄せながら怒ったようすで言った。
こう見えて1番心配してるんは凜音やからなぁ………。 そこが意外やな。
「これからどーすんの?」
杏が眉をハの字にさせながら言った。
「とりあえず連絡ないから、みんなで探そっ!あたしは駅周辺探すから、凜音は夏美ん家の近く、杏は知ってる公園全部、瑠奈は夏美と1番付き合い長いから夏美の行きそうなとこ探して。何かあったらあたしに電話して。1時間後にココ集合なっ!!では解散!!」
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