様々に形を変える万華鏡……どう転んでも美しい

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『あの…副長…俺、非番だから一緒に町に遊びに行こうって思って』 『💢なんだ、志村。勝手に行って来いよ💢気味が悪い』 『違うんです…書き置きが……江戸へ行くって。隊務じゃないですよね』 『……おめぇさっきから何を言ってやがるんだ?』 涙が溢れた もう止められない 『山南総長が…書き置きを残して………屯所のどこにも……いないんです……』 俺は必死にそれだけ伝えて膝から崩れた 勝手に屯所を立つ事は局中法度を犯す事になる これは切腹や粛正の対象だった 『…………志村、総司を呼んで来いよ。おめぇが泣いたとこで何にもならねぇ』 『…は…ぃ』 俺は幾分か体調がよく近所の子供と遊んでいた沖田先生を迎えにいった 『あれ?お侍のおにぃちゃん泣いてはる。どないしたん?どっかいたいんか?』 子供がかけよって来る 『清太くん?どうしたんですか!?屯所で何かありましたか!?』 『副長が…お呼びです。沖田先生……』 なんとかそれだけ伝えると屯所に引き返した
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