新撰組 副長土方歳三

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土方歳三に会って3日後俺はやっと口をひらいた 『ばばぁ…俺…京都で仕事してくる』 『新撰組か……副長さん男前だったねぇ…』 !!……おめぇも見に行ったのかよ……色ばばぁ 『俺、隊士に志願するわ。金けっこう貰えるってよ』 『この田舎で鍬握ってたら小夜さまは嫁に貰えんからなぁ。行くならとっとといっちまいな。せいせいすらぁ』 『おぅ。次に帰った頃にはてめぇはおっ死んでるかもしれねぇからなるべく早く葬式代送ってやるよ』 『あーぁ。しこたま金送りな!!毎月、毎月ローンの様に。アタシが死んで送らなくてすむようになるまでな』 『清太……先に死ぬんじゃないよ。順番はわかってるんだろうね。アタシが先だ』 目からさっき飲んだ白湯がこぼれそうだ そんなのはばばぁにみせらんねぇから俺は寝たふりをした
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