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「おいで、裕翔」
真夏の太陽の下。公園の
ベンチに腰をかける俺ら。
滴る汗を拭いながら、二人で
公園デートなう。なんて。
「んー、りょうすけ」
右肩に乗せられた裕翔の頭を
優しく左手で撫でてやる。
目を細め、また可愛い笑顔で
俺を見てくる。
「すき、りょうすけ」
…あぁ、可愛い。
(発情しちゃうよ)
(だって、思春期なんです)
おわり
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