6924人が本棚に入れています
本棚に追加
「 沙織…、辛い思いをさせて本当にごめん…。
待っててくれて…、ありがとう 」
一旦離れた唇から、熱い吐息と共にそう言った啓輔に、沙織が応えようと唇を少し開いた途端…、
素早く舌が滑り込んで、より深いキスに変わっていく。
啓輔は、また一旦唇を離すと、確認するかのように沙織の頬を撫で、その優しい眼差しで沙織を見つめ、また唇を重ねる。
そんな事を、何度も何度も繰り返され、絡まる熱い舌に吐息が乱れながら…、
「……啓…、輔…」
僅かに唇が離れた隙に、そう名前を呼ぶのが精一杯だった。
「……沙織…、愛してる…」
啓輔の甘い囁きに、沙織の唇もカラダのナカも…、熱くなった。
最初のコメントを投稿しよう!