自殺スポット
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俺は再び息をはいた。 遺書はすでに書いてある。 田舎に住む両親にあてた手紙だ。 きちんと届けられるように、両親の住所と電話番号を添えて。 「考えみれば、本当に無駄な人生だったな」 そう何もない暗闇に向かって呟くと、思わず笑みがこぼれた。 人の一生なんてゴミみたいなもんだ。 地球の歴史を一年にしても一秒も生きてないんだから。
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