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兄「わ、わかったから…。もう色々言わないから、な?」
徐々に大きくなっていく妹の泣き声。
まるで子供みたいに、全てを拒絶するとでも言うように。
兄「お、おい…」
ドンッ、ドンッ、ドンッと足のかかとで床を叩きつけ、ついには大声で泣き出してまった。
兄「近所に迷惑だろ…、ほら落ち着けって」
…なんなんだ? これは
初めてみる妹の姿に、思わず寒気のようなものが背中を伝ってくる。
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