Part1

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すると、部屋の外…階段からドンッドンッという強い足音が聞こえてくる。 妹もそれを察知したのか、少し脅えている。 父「おい、妹っ!!!!」 勢いよく開いたドアの音と、父さんの罵声。 妹はその場でビクッと反応し、身をすくませた。 父「正月ぐらい挨拶ぐらいしたらどうだったんだ、ええ!!」 妹「……っ」 父さんは散らかった部屋の中をズカズカと進んでいくと、妹の腕を引っ張った。
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