Part3

12/19

177人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
妹と相変わらず眠ったまま。 僕は妹の横に腰をおろすと、妹の寝顔をみつめた。 兄「…ごめんな、今まで」 思わず、そう呟いてしまう。 それは今までの謝罪のつもりなのかどうかはわからない。 ただ、妹のことを守りたい――そう思った。 布団の下に、何かがはみ出ていることに気付いた。 (これは…) あの時、妹の部屋を片付けているときに見つけた、妹の日記帳らしきものだった。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

177人が本棚に入れています
本棚に追加