狂気

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カシャン、カシャン、暗い部屋の中響いている… 影が迫る、後ろに一歩下がるたび斧を持った双子が… …カシャン、カシャン …カシャン、カシャン 「こないでッッ!!」 …カシャン 足音が止まる… 「酷いや、お姉さん僕たちお姉さんと一緒にいたいのに…」 暗い部屋、双子の瞳は不気味な光を放っていた… そして、双子がまた歩き出す… …カシャン、カシャン 斧を引きずる音が不気味に響き渡る… 「やぁ…こない‥で…ぇ」 恐怖に堪えられず泣く… 「何で泣くのッッ!!」 「ひッッ!!」 怒鳴られ、身が竦む… 「お姉さんが僕たちの事怖いなら怖くなくならせてあげる」 そして、また… …カシャン、カシャン …カシャン 怖い目をした双子がわたしの前に… そして、何かを懐から取り出す…
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