蒼い鳥“ ブラウ ”
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“千年の樹”に戻ると―― よかった、安静にしててくれた。 傷口に“命の泉”の水をかける。 「ひゃっ!!」 しみるのか、彼女が痛がる。 でも、たいした傷じゃないみたい。 ひと安心。 「落ち着くまでそばにいるね。」 優しく声をかけてあげる。 「うん…」 彼女はまだ苦しいながらも、 笑顔を見せてくれた。
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