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「蘭ちゃん。情が『移ってませんよ。ただ少し混乱してるだけです。ちゃんと仕事はするので。この事はあの人達には秘密にしてほしいです』
蘭の言うあの人達とは長州の事
その意味を理解したお夏は軽く頷いた
「今日はもう寝よう。この話は明日ね?」
『はい。おやすみなさい』
蘭は布団に入ったのはいいものの中々寝付けなかった
4日くらいなら寝なくても大丈夫
情報屋という仕事柄、潜入は当たり前だった
その為寝てはいけなかった
だけど寝ないと…
蘭は必死に目を閉じた――
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