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しばらく目を閉じて無になる
すると急に誰かが現れた
「お前は…双葉か?」
気配に気づかなかった…
心を無にしてる最中だったとはいえこれが敵だったら斬られてた
蘭は自分の甘さに嫌気がさした
声の主はそっと蘭の隣に腰を下ろした
「俺は斎藤一だ」
斎藤一!?
居合いの達人…だっけ?
かなりの要注意人物って聞いてる
それにしても無表情だなぁ
口数も少ない
こういう人から情報を抜くのは大変だけど、一緒にいて疲れない人だと思う
『よろしくお願いしますね。斎藤さん』
「ああ」
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