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カチャン。
ドアが開いた。
「どうぞ~」と部長は一言。
僕は、
「すいません。
お邪魔します。」と入る。
「ソファーに掛けて~」
「はい。」
1LDKの室内。
きちんと片付いていて、
しかも間接照明でムード
満点。
僕のボルテージは、
既に最高潮。
でも、こんなドラマみたいな展開が夢のよう…。
そして部長は、
缶ビールを二人分持って、僕の隣に座る。
プシュッ!
また改めて乾杯した。
部長は、
「杉浦くん、会社で
こう言ったよね?
私に、一目惚れしたって。私は、その言葉を信じた。そして、ちょっとだけ
テストしてみた。
そのテストに見事、
合格した。
だから私も決心した。
私でいいなら、
今日から私は、
杉浦くんのモノ。
どうする?」と
確認してきた。
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