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風呂から上がった僕は、
テーブルに就く。
そこには、立派な
朝ごはんが用意されて
いた。
フレンチトースト
目玉焼き
サラダ
コーヒー
「さあ、食べよう?
遅刻しちゃうよ~
いただきま~す!」
美香との朝ごはんに、
また僕は感動し、
幸せを噛み締め、
惚れ直した。
キャリアウーマンの
美香。
家庭的な
美香。
「ごちそうさま~」
「ごちそうさまでした。
おいしかった!」
僕は、素直に礼を言った。
「洋介?
先に行ってて!
私、用意してから、
おっかけすぐ行くから!
まさか二人で仲良く
出勤するわけには
いかないでしょ?」
「あっ!そうか~
じゃあ、俺行くよ?」
「うん、
いってらっしゃい!
あっ!その前に…。」
「えっ!?」
美香は、
目を閉じて、唇を…。
チュッ!!
僕は、先に出た。
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