~魔法のジュ-タン~

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~魔法のジュ-タン~

ある日、ママが真っ赤なフワフワのジュ-タンを買ってきた 早速ゴロンて横になってみる。 フワフワしてて良い気持ち~ プカリ。 えっ!? プカリ。 ちょっと待って! 今…浮かなかった? まさかね…… ふわりっ。 きゃっ う、浮いてる!? いきなり浮いたかと思うと開いてた窓から猛スピードで…空に向かって 飛んでゆくジュ-タン。 きゃーっ こわいっ 私は振り落とされないようにジュ-タンの端にしがみつく。 風を切って飛んでく。 ギュッとつむってた目を おそるおそる開けて見た わぁ……… 雲の間をすり抜けて 高く高く飛んでゆくジュ-タン。 町や人がアリンコみたい 気持ち……いい。 このまま宇宙まで 飛んでいきたい 私を乗せた真っ赤なジュ-タンはどこまでもどこまでも飛んでゆく…… パっ いきなり目が覚めた。 夢? 真っ赤なジュ-タンに しがみついて 眠っていたみたい もう一度 魔法のジュ-タンに乗って 空を飛びたいな 私は夢の続きを見たくて また眠りに落ちていった…… END.
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