4828人が本棚に入れています
本棚に追加
で、会長達と変な話してたらいつの間にかお化け屋敷を出ていた
「じゃ、また後でな」と会長達と別れて俺と副会長の2人きり
「会長さー、完璧キャラ壊れたよねぇ~」
「そうですね。
俺様からの転職って感じですかね」
「だねぇー。」
「あなたも変わりましたね…」
切なそうな声付きで俺に投げられた言葉だろう
「…あの人の為なら性格だって過去だって捨ててあげるよ」
「あの人とは、楓さんですか?」
楓・・・・・・俺の兄さんの名前
「うんー、兄を押しのけて俺が跡取りなんてなりたくないからねぇー
道を外せば、あの脳みその可笑しい親達も分かるよきっと…
あの人が跡継ぎに相応しいってねぇー」
「楓さんの為に人格をも仮面をかぶる、と言うことですか」
「あの人の為なら、俺は何だってするよおー
あの人が俺に死んで欲しいと望んだなら俺は死ねるよお」
その後、副会長には何も聞かれなかった
最初のコメントを投稿しよう!