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「なーなー、雨竜」
「んー、なぁにぃー?」
会議?が終了して、満が俺の方に寄ってきた
「ちょっと、ジッとしてろよ」
「んー?なんでぇ?」
「いいからっ!!」
仕方なく俺はジッとしてみる
そしたら、急に満の顔が間近に
「は!?…ちょっ」
バッと両手で満を押し返す
「すぐ済むから、な!?」
な、って言われてもお…;;
会長ー、ヘルプー
会長の思い人でしょお?
って、会長後ろ向いてるしぃ
何してんのぉーっ!?
会長は辺りを見渡していたのだった
押し返していた力を油断して少し緩めた瞬間
チュッと何かが唇に触れた
「…んっ!?」
誰が想像してもコレは
チューだぁー
満の唇はすぐ離れる
「これで両思いになれるな!!雨竜」
そーだったねぇー
確かココには『9月に咲く桜
その下でキスをした2人は結ばれると言う伝説』があるってぇ副会長が言ってたねえ
けど、安心してねえ
結ばれないからあ
「あぁあぁぁぁああ!!!!!」
凄く多き大声が俺の耳に入ってきた
「今っ!!満と会計キスしてたよね!!??
ひどーい!!…僕もお」
と、書記が泣き出しそうな目つきで近づいてきて俺を見上げてくる
「は?」
ギュッと抱きついてきて
「んーっ!!」
「んっ」
今日2回目のちゅー
しかも相手は書記
あー…俺ぇ
本当にぃ、大切なもん無くしたかもお
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