条件

6/10
前へ
/18ページ
次へ
「たしかにな,次の授業とか,暑くて集中できね~し」 浩司は,周りを見渡す,クラスの元気だけが取り柄の数人の男子が馬鹿みたいに飛ばしている。 浩司はというと,最後尾をゆっくり走っていた。 出来るだけ,汗はかかないようにしようとしているため,思い切り走るなんて事はしない。 そして,体育の教員の笛が鳴ると,クラス全員が走るのをやめた。 終わりの挨拶をした後,ダラダラと校舎へと歩いて帰った。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加