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マジでか。
ラノベの主人公っぽいななんか。
「よしやろう早速やろう。どうすればいい?」
「ただイメージすればよい。しっかり鮮明に想像すれば、大概はカタチになる筈じゃ。」
なるほど、ならあれでいこう。
某死神代行が所持する刀……でっかい方Verをイメージ。
「……こい……斬ッ月ッッ!!!」
叫びながらイメージをくっきりと、より鮮明に呼びおこす。
すると影がぐにゃり、と形を変え、俺を中心として数メートル。渦巻くように漆黒が広がる。
え、何これ、怖。
そして俺の眼前。広がった影の一部からゆっくりと、滲み出るように、巨大な刀がその姿を現した。
包丁のようなシルエットに布を巻かれただけの……柄?何て言うの?あの持つ所。
そして漆黒に染められたソレはきらびやかに――――――――――ん?
「……あるぇー?」
おっかしいなー?色がおっかしいなー?
……何でさ?
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