4243人が本棚に入れています
本棚に追加
「よし……力の使い方は分かったな?ある程度は慣れたな?一人で大丈夫だな?」
「心配性お母さんか。」
俺の返事に神は満足そうに頷くと、
「よし………
―――――じゃ、行きなさい。」
何の前触れもなく、俺の真下の雲が消失する。
「は?」
今まで俺は雲の上に乗っていた訳で雲はなんかゴムみたいな踏み心地でそれが無くなったって事はつまり落ちていって助けてヤバいってコレあばばばばばばば。
「………すまんの……真実は……またいずれ………。」
悲鳴を上げながら落ちていく俺の視界には、遠ざかる神の姿。
なぜか悲しそうな表情で口を動かしていたが、俺はそれを聞き取る事が出来ずに、そのまま気を失った……
フルチンのままで………
最初のコメントを投稿しよう!