開放的な何か。

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青い空。白い雲。 そして輝く太陽。 太陽が近すぎて火傷気味だが気にしない。 いやーいい天気ですな、マジで。 ほら眼下に広がる雲がまるでわたあめのようだアハハ。 ………………ふぅ。 「なかなかメルヘンな夢だ。やるじゃないか俺。」 空を飛びたいという小学生時代の願望をこんな所で叶えるとは。 というか夢にしては中々リアルじゃないか、本当に雲の上みたいだ。 アニメで鍛えた妄想力がまさかこんなレベルまで達しているとは思わなんだ。 恐るべし俺。 「ふむ。さて、と。」 ぐるり、と辺りを見回す。 悲しくなるぐらい何も無い。 上を見る。 今日も今日とて太陽がいと眩し。 下を見る。 なんか揺れた。 というか履いてなかった。 すごい開放感。病み付きになりそうアタシ。 いつも限られた範囲しかブラブラできない我が息子が自由に羽ばたいていた。空の上だけに。 うん。とりあえずパンツ下さい。
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