My friends

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ナホはすかさず キャラ物の絆創膏を 肘に貼りつけてくれた 「これで大丈夫!」 「...ありがと」 笑顔を向けてくれるナホ その笑顔につられ 自然と 笑顔が浮かび出ていた 「良かった!普通の人間だ!」 『普通の人間』 それは間違いだが オレは人間として生きて いきたい そう思い 帰り道、ナホと別れてから 走って オレを引き取ってくれた おじさんが待つ 家に帰った 家に着き リビングへ向かうと おじさんは 既に何かを悟ったように おじさんが座る席の 目の前のイスに座る様に うながしていた 座ると おじさんは すぐに話を始めた おじさんは 全てを知っていた 親父が悪魔である事 オレも悪魔の血を継いでいる事も さらに 何で悪魔である親父が 人間の世界で 暮らしているのかも 何で殺されたのかも 全て全てを 話てくれた 全ては 魔界に居るであろう "魔王"とやらが原因 魔王に歯向かった 親父を魔界を追放されて 使い魔を人間界に送り 親父、おフクロを殺し そして オレを殺すために こんな 大変な事になっているのだ
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