◎◇★※∮$@♪(仮)

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一週間前になると 授業は勉強ではなく 集合写真を撮ったり 卒業遠足や 思い出作りの日々だった すべて 学校側が準備してくれる だけど オレはそれを 手伝ったりした そのおかげで先生達に 良い印象を残せた 最後まで クラスメートに 不良と思われているのは 心残りだ... ―卒業式三日前― ここにきて 友達が出来た... クラスの委員長 片瀬さん 学校は昼までで終わりなのだが その日は 夕方まで残って アルバム作りの作業をしていた 片瀬さん 帰りのHRが終わると 皆一斉に教室を飛びだし 帰っていった 廊下から ナホとタツヤが オレを「一緒に帰ろう」 と声を掛けてきたから カバンを持って 教室を出ようとした その時 反対側の扉が開き 誰かが入ってきた 少し大きめの紙を 持った片瀬さん そして 自分の席に着いて 何かの作業を始めた 「マコト、どうした?」 「ん?何でもない、行こう!」 教室を出て 反対側にある扉の方向に歩いた だけど さっき、片瀬さんが 入って来た反対側の扉の前で 足が止まった
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