◎◇★※∮$@♪(仮)

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「これからも、よろしく!」 「...うん!」 パーっと笑顔になった それは この場の"和み"を通り越して 夕方に似合わず 辺りにお花畑が現れそうな 笑顔 その後 卒業しても 連絡を取り合おうと 言う片瀬さんの発案で 携帯のメルアドと電話番号を 交換して バイバイをした 片瀬さんの バイバイと手を振る仕草は 可愛いかった またもや 心を奪われかけた... それも悪くない だけど 彼女をあの世界に 巻き込みたくない 出来る事なら ナホやタツヤも同じ 巻き込みたくないけど あの二人は 勝手に飛び込んでくる 止めても無駄なのは 一年前から分かっている 「まぁ、どうにかなるか」 オレは考えるのを辞めて 帰る事にした そして 最初に気になってた事を 新たに考え初めていた 片瀬さんのデカイ家 何故だろう? 毎朝、見てる気がする そう考えながら 50m歩いた そこで 謎が解明された! オレが暮らしている おじさんの家があった 「家近か!?」 思わず叫んでいた 毎日、学校に行く度に 通っているこの場所 一度でも 遭遇する事はなかったのだろうか?
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