◎◇★※∮$@♪(仮)

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「そうそう、主人公には有り得ない顔...」 「主人公って何だよ?」 「さぁあ、何でしょう?」 「さぁあ、何でしょう?」 「この野郎...」 「もういい、先生来るから消すぞ」 「うぇ~、つまんねぇ~」 「先生にも教えようぜ~」 「タツヤ...お前の口、チョークで埋めてやろうか?」 「やめて下さい、殺気が凄いから、マジでやめて下さい!」 タツヤが教室の隅まで 眼力に魔力を乗せて 追い込んだ所で 黒板までいき 黒板消しでいそいそと 誤解が生まれそうな 文章を消した 消し終ると同時に チャイムがなり 急いで席に戻ると 机には 小さな二つ折りの紙があった 「何だろ?」 紙を開くと 丸い可愛らしい文字で 『放課後、ナホさんとタツヤ君と一緒に教室に残ってて』 と書いてあった 差出人は書かれてなく 辺りを見渡すと さっきの黒板に書かれていた事が原因で クラスの8割の人が オレを見ていた 「避けられるのは嫌だが、見られるのも、何か嫌だな...」 「睨みつければ?」 横の席のタツヤは ニヤケ面で発案してきた
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