◎◇★※∮$@♪(仮)

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「これ以上、避けられのは嫌だ」 「ところで...ヌマ、その紙なに?」 さらに隣にいるナホが オレの手に持っていた 差出人不明の呼び出しメモを 指差していた 「呼び出し」 「まさか、告白されるんじゃ!?」 「それは、無い!」 妙にテンションの高いタツヤ だけど、そのテンションすらも ものともせず、否定した 「お前ら宛てでもある...ホレ」 ナホとタツヤに 見える様に机に置いた 「本当だ、私の名前が書いてある」 「俺の名前もな...」 俺の名前はここだよ っと言わんばかりに 『タツヤ君』と書かれた部分を 人差し指で 何度も丸く囲んでいる 「紙破れるから、止めろ」 こえぇー!!! ナホこえぇー!!! タツヤはイスの上で 丸くなりました 「ま、まぁ放課後に教室で待ってみようか...」 「一体誰なのかしら?」 「さぁね...」 タツヤのテンションは だだ下がりになっていた そして 様々な事が終わり ようやく、昼になり 学校が終わり 手紙の通りに 誰もいなくなった教室で ナホとタツヤと一緒に 差出人を待っていた
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