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またうつむいてしまった
いつもは
シャキシャキした
頑張ってる委員長さんだが
今日は子犬のようだ
可愛い...
じゃなかった!
何故か、さっきより距離が
離れていた二人を
ちょいちょいっと
手招きをすると
テクテクと早歩きして
近づいてきた
疑問顔で口を開こうとしたが
そうはさせない!
「近くに居なくては、一緒に遊んでる事にならんぞ!」
「ん~、悪いな♪つい!」
「つい~♪」
この様子だと
後々、ズラかるつもりだったな?
「とりあえず、腹へったからどっかファミレスにでも行こうぜ?」
「ねっ、片瀬さん?」
オレの呼びかけに
ゆっくりうなづいた
とりあえず
商店街の一角にある
ファミレスに入った
昼間のせいで
中は結構込んでいて
すぐ座れるか不安だったが
一番奥の席が
ぴったり四人分空いていた
オレにとっては好都合
あまり目立たない席で
良かった
「それじゃ、みんな自分の決まったら言ってくれ」
「俺ミートスパ!」
「いつも通りだな」
「私は××○○△△!」
「伏せ字を使うな!いつも通りでいいな?」
「うん」
「片瀬さんは?」
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