◎◇★※∮$@♪(仮)

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「ただ純粋にヌマの中にあるもの...心に惹かれて一緒にいるんだよ」 「たぶん、このアホのタコも同じじゃないかな?」 ナホは タツヤを見つめた タツヤは「タコ」と呼ばれたことに不満があるみたいだが コクリと頷いた 「最初は、"カッコイイ"とか、"ヒーロー"だとか言ってたけど、本当は中に惹かれたんだと思う」 タツヤは 照れくさそうに 笑っていた 「私達みたいな人がいる、そう思って過ごしてた、諦めずにね!」 「そしたら、そこに委員長さんが登場!」 タツヤが割り込んで 入ってきた 「そう、委員長さんがヌマの理解者、第3号"候補"だね」 「候補?」 理解者ではなく 候補に疑問らしい 「私達が今日1日で見極めてあげる!本当に理解してるかを!」 私達とは ナホとタツヤだけらしい タツヤの肩に手を乗せて 片瀬さんを見つめていた どことなく オレが外れてる気がした オレは加舎の外って感じだ まったく 勝手な二人だ だけど、ありがたい... この二人がいなければ 一緒、孤立したまま だったかも知れない オレは 二人に感謝しっぱなしだな
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