◎◇★※∮$@♪(仮)

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その後、注文した料理が テーブルに並べられた 「私、飲み物取ってくる~♪」 立ち上がるナホ 「あ、俺のも!」 「うるさい!自分で行け!」 タツヤは渋々 席から立ち上がり ドリンクバーのコーナーに 向かった 「えっと、じゃあ私は待ってるから、タツヤ君も取ってくれば?」 「そう、ありがと」 片瀬さんに甘えて 席を立ったが... 「あっ!?」 「あっ!?」 「あっ!?」 「あっ!?」 「あっ!?」 周りの席で多数の人間が オレを見ていて 立ち上がると同時に 視線をそれぞれの テーブルに戻した 「...やっぱりいいや」 「片瀬さん、取ってきなよ」 「...うん」 オレの言葉を理解したみたいだ 席を立ちあがり ドリンクバーのコーナーに 向かった オレは席に着いた後 誰もいない方の 壁を壊す勢いで睨みつけた 別に壊すつもりはないけど そんだけ睨めば この恐れられてる顔が 柔らかい普通になるんじゃないか そう思っただけ 実際になる訳じゃないのに 少しの望みが そこにあった... 「よっと、アレ?飲み物取りに行かないの?」 そこに烏龍茶を片手に 帰って来たナホ
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