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「いいだろ、別に？」
「委員長だって何も言わないし！」
今は委員長じゃない
片瀬さんだ
「お前がいきなり変な事言うから困ってるんだよ！」
片瀬さんをかばう
「良いよね、委員長？」
「えっ？えっと...」
余計困らせてどうする！
「ふざけるな！」
「あの、私は楽しければ何でも良いんじゃないかな？」
「やろうよ？」
片瀬さん...
「...委員長が良いって言うなら私は良い」
ナホまで...
「多数決で３対１で決定！」
「さぁ、引け！」
楊枝で作ったくじ４本持った手を
顔にグイグイと
近づけてくるタツヤ
「...分かったよ！」
諦めよう
「赤色を引いたら、オゴリな」
「はい！」
何やら楽しそうな片瀬さん
「うん、OK」
ナホもナホで楽しそうだ
「やれやれ...」
今回も二人に
振り回されそうだ...
「よし、一斉に引くぞ」
「せー、のっ!!」
それぞれ
楊枝を掴み
引っ張った
オレの楊枝は赤色ではなかった
他の三人のを見ると...
タツヤは...セーフ
ナホは...セーフ
まさか...
片瀬さん...赤!?
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