◎◇★※∮$@♪(仮)

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「そうなの?変態さん?」 あぁ... そう捉えるとは思わなかった... 「ぶっ!!くくくく...」 ナホは 片瀬さんの発言に さらに笑った 「いや、ただ笑わせるのが好きなだけ」 「あ、そっちだっのか...」 片瀬さんは 小さな声でそう呟いた 「そっち」って事は 『変態』と『笑わせる』の 二つの回答があったんだ そして『変態』を選んだ...と? 「ま、まぁそろそろ行こうか?」 「よっしゃ、何処行く?」 タツヤはオレの手を 自分の口から振り払い 立ち上がって テンションを張り上げている どっかに飛んで行きそうだ 「ショッピング!」 ナホも続いて立ち上がり 発案した この二人なら 宇宙にくらい簡単に 飛んで行きそうだ オレもゆっくり立ち上がり 遅れて片瀬さんも立ち上がった 「俺はゲーセン!」 全員立ち上がったのを 確認したタツヤは カウンターまで歩きだした タツヤを先頭にオレ達も続いた カウンターに到着するまでに 幾つもの案が上がった 内容は全て 商店街に並ぶ店舗の名前 「に、2850円です...」 カウンターに立つ店員は オレを怖がっている
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