◎◇★※∮$@♪(仮)

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談義をしている三人に 耳を傾けると 会計中の事を忘れていた 「あ、すいません」 財布を取り出して 貴重な紙を三枚取り出した 「ゴメンね、二人ともちょっと会話抜けるね」 「委員長?」 片瀬さんがオレの横を通り 前に立った 「片瀬さん?」 顔を覗き込むと 怖い顔をして店員を 睨みつけていた 「あの、すいません!」 「は、はい!?」 「か、片瀬さん!?」 一風穏やかそうに見える 片瀬さんの 怒りのオーラに 店員さんは驚いていた 何に怒ってるのかは 分からなかったが 止めた方が良いと思い 肩に手を掛けたが 既に遅かった... 「さっきの店員さんもそうだけど、客に対しての態度、酷くないですか?」 「...えっ?」 店員は困っていた オレは分かった 片瀬さんが 何に怒っているのかを... 店員さんがオレを 脅えてる事に対してだろう 「確かに怖いですよ、私もそう思う時があります」 「でも、酷過ぎませんか?」 「明らかに分かる様に怖がって!彼は傷付いてるんですよ!」 やはり無理矢理でも 止めた方が良さそうだ 「ちょっ、片瀬さん止めてくれ!」
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