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「さあ、遊び行こうぜ!」
タツヤは明るく切り出した
「片瀬さん、どこ行こうか?」
「えっと...じゃあ洋服が見に行きたい、かな?」
「OK!ナホ案内よろしく!」
「りょうかい♪」
女の子向けの洋服は分からないために
ナホに頼んでみたが
ナホも女の子だと実感出来るくらい
楽しそうに洋服店を
沢山まわった
ナホだけではなく
片瀬さんも楽しそうだった
下着売り場に行った時は
タツヤもオレも
目のやり場に困った
店員や女性客に
チラチラと笑われていた
恥ずかしい事この上ない...
「お買い物はお済みですか、お二人さん?」
「Yes!」
「うん!」
満足したようだ
ナホも片瀬さんも
眩しいまでの笑顔だった
「それなら構わん」
「だな!」
タツヤの同意を得た
「それじゃ、次だ」
「片瀬さん、他に行きたい所は?」
「うん~......」
「私のより、皆の方は行きたい場所とかは?」
「よし、じゃあタツヤ!」
「えっ!?オレ?」
考え込むタツヤ
さっき無駄に沢山案を出してたのに
いざとなると出ないのな
「...ゲーセンとか?」
「片瀬さん、良い?」
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