◎◇★※∮$@♪(仮)

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「うん...」 「どうしたの?」 ナホが片瀬さんの 反応の変化に気付いたらしく 声をかけた オレも気付いたのに 先越された... 「私、ゲームセンター行った事なくて...」 「あっ!?でも、嫌って訳じゃないよ!」 「ただ初めての事って凄い緊張しちゃって...」 「そうなんだ...」 ナホは何か考えだした ん?アレ? コイツ、ニヤツいてないか? また変な事思い付きやがったな? やれやれ...だ 「まぁ、慣れちゃえば何ともなくなると思うから」 「とりあえず、行こうか?」 「うん」 静かに頷いて 歩きだしたオレの横を ピッタリくっついて 着いて来ていた やっぱり、悪い気分はしないな... それにしても そんなに緊張しなくても たまにぶつかり合う肩が 震えていた でも、表情は 『楽しみだな』っと語っている 「...ん?何?」 オレの視線に気付いた片瀬さんは 『私の顔に何か付いてる?』 っと尋ねてきそうだ 「別に、何も」 「そう?それなら良いんだけど」 ニコッと微笑んだ 可愛い!! それに比べて 後ろの二人はニヤツいて オレらを見てくるし 何を企んでるんだ?
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