◎◇★※∮$@♪(仮)

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ただ単に『すごい』なら 『へぇ~、そうなんだ』 で終わらせられるが それじゃ、すまないだろう お互いのチームは 別の場所でメダルを 増やしていったが その増やすスピードは あり得ないものだった... 最初の100枚が 始まって10分経った頃には 桁が3つ上がっていた 気がつけば 周りにはギャラリーが 沢山いた ざっとゲームセンター内の 八割の人間が オレ達中学生四人を 囲む様に集まっていた そして オレと片瀬さんチームの 勝利が決まった時は 凄い歓声だった 思わず片瀬さんと ハイタッチをしてしまった 片瀬さんも ついハイタッチに 手が出てしまい 恥ずかしかったのか 顔を赤くして ギャラリーを見渡していた そんな訳で 勝負なのだから 負けた方がジュースおごり という事になり ナホとタツヤは ジュースを買いに何処かへ行って オレと片瀬さんは ゲームセンター内のベンチで休憩 「どう?楽しい?」 「うん、楽しい!」 「そう、それはよかった」 「確か、ゲームセンター初めてなんだよね?」 「うん、そうだよ」 ニコニコ笑顔は 張り付いて消えない
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