◎◇★※∮$@♪(仮)

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それは凄いと言うのでは ないのですか? 運動部で 能力が凄い人を 呼び込もうとするのは 見た事があるが 文化部で 呼び込む姿は見た事ない... それも、 コンピュータ研究部とは コンピ研が何をする部かは 分かない けど スカウトされる位だ 半端じゃないな... 「ひいた?」 黙り込んで固まっているオレに 心配そうな視線をたっぷり 振り掛けてくる片瀬さん 「う~ん、意外だったけど」 「ひく程じゃないよ」 「それは個性だし、良い事だと思うよ」 「そう?良かった~」 安心したようで 胸を撫でおろしていた そして すぐに笑顔になった 「買って来たぞ、ジュース」 タツヤとナホが 帰って戻ってきた 「おう、サンキュー」 「あ、ありがとう」 ジュースを受け取り プシュ という音をたて 缶ジュースに口をつけた 一口飲み片瀬さんに 視線を向けると 片瀬さんは缶ジュースに 口をつけたまま 固まって何かを凝視していた 「片瀬さん?」 「えっ!?あ、何?」 「いや、別になんでもないけど」 「......」 また何かを凝視している 視線の方向に首を曲げた
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