◎◇★※∮$@♪(仮)

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片瀬さんは 人形に頬をつけたまま 首を傾げた 「いつものか?」 「当たり前じゃない!」 ナホは腰に手をあて 堂々と胸を張っていた 「どこの世界の"当たり前"だよ?」 「悪魔の世界ですか?」 「マコト...それは洒落になってない...」 オレの耳元でタツヤが囁いた (やべっ!?) 「...あくま?」 片瀬さんの首は 90゚程傾いていた 「あ、あ...あくまで執j――」 「待て!!誤魔化すのにパクりはイカン!」 危ない危ない 続きが危うくなる所だった... 「???」 ヤバい 首が!?片瀬さんの首が!? 「あ、あははは...何でも無いから気にしないで」 「...そう?」 徐々に首が戻っていく 「じゃ、じゃあ締めに行こう!」 ナホが先頭を歩き ゲームセンターの締めのゲーム... いや、ゲームと言うか 写真だな 「締めって、プリクラ?」 カーテンで囲まれた たぶん、ゲームセンターで一番目立つ ゲーム機器... "プリクラ" ゲームと呼んでいいのかは 別として 三人でゲームセンターに来ると 必ず最後にプリクラを撮る オレ達の中で 決まり事の様になっている 今回は四人だけど
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