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「ツーショット♪」
「ツーショット♪」
やってくれたな...
お前ら...
片瀬さんは...
オレは二人の無理矢理は慣れたし
それに片瀬さんとの
ツーショットは
嫌ではなかった...
オレの事より
片瀬さんだ...
恐る恐る、片瀬さんを見ると
バシッ!
「イテッ!?」
思わず、足元のタツヤを
蹴ってしまった
(見ろ!!固まっちまったぞ!!!)
小声でタツヤに罵声を浴びせた
「委員長?お~い、委員長?」
ナホは片瀬さんの肩を揺する
固まった片瀬さんは
数分間、画面を見つめていた
その後はゆっくり
首をナホに向けた
「えっ?」
頬を赤くして
ポカーンっとしていた
何故、赤い?
「どうしたの?」
片瀬さんを見つめた
オレを含め三人を
見回している
「...え~と、落書き行こうか?」
「あ、うん」
ナホに続き片瀬は出て行き
落書きパネルのイスに座った
オレとタツヤは
カーテンから出て
先ほど片瀬さんと
座ったベンチに腰かけた
「マコトさぁ...」
「なんだ?」
珍しく真面目に
話かけて来たタツヤ
「傷つける前に言っておく、素直になれよ」
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