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「あぁ、実は片瀬ちゃんはなおまえn――」
「お待たせ~♪」
プリクラに落書きを終えた
ナホと片瀬さんが
ベンチに座った
オレ達の元へとやってきた
「あ、終わったか?」
「うん、はい」
片瀬さんから
オレの分のプリクラを
渡された
そこには
四人が写ったのが3種類と
オレと片瀬さんの
ツーショットの
合わせて4種類の
パターンが枠分かれしていた
「ヌマ~、携帯貸して?」
「はぁ?何で?」
疑問を持ちながらも
ニヤケ面のナホに言われるがまま
携帯電話をスボンのポケットから
取りだした
完全に姿を現した携帯は
ナホにひったくられた
「あ、おい...」
ナホは後ろを向き
オレやタツヤ、片瀬さんに
ん?
いや、オレと片瀬さんには
見えないように
背を向けて、コソコソと
何かをしている
携帯に何かされてるのか?
無事に帰って来てくれ、
我が友(携帯)よ
特に意味もなく
携帯が変な事になってない様に
祈った
そして携帯は
祈ってから1分経たない内に
返ってきた
「とくに何も...ないな?」
「何したんだ?」
「別に~、何も~♪」
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