◎◇★※∮$@♪(仮)

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ニヤケ面が それを嘘だと言っている だが、特に気にならなかった 携帯の事よりも タイミング悪く戻って来た 二人に遮られ 最後まで聞けなかった 片瀬さんがナンタラって話が とてつもなく気になっていた それから ゲームセンターを後にして ナホの発案で オレら男性人の洋服を 見に行こうという事になった 普段はあまり 洋服を見たり買ったり しないオレは これから 高校生になり訳だから お洒落の一つでも 覚えようかと思った それに 片瀬さんも お洒落な人みたいだから そばを歩く男も お洒落の方が...って 何考えてんだ、オレ しばらく歩いた先にある 男物の洋服店に入った 店内でそれぞれが 散らばり物色していると タツヤを見つけた 「おい、タツヤ」 オレの呼びかけに 気付いたタツヤは 物色する手を止め オレと向きあった 「なんだ?」 「さっきの続きだけどさ...」 「さっき?あぁ!」 「その話はやっぱ無しな」 「はぁ?何で?」 「何となく、言わなくても良い気がしてな」 「いずれ、分かるって事か?」 「そう」 再び物色を始めるタツヤ
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