魔法少女

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  教室へ着くと、もう大体の人数が揃っていた。 生徒達はそれぞれ雑談をしていて、もう友達が出来てる人もいるみたい。 「はぁ~…私って少し人見知りだから友達が出来るか心配。」 「人見知りっていうよりアンタ変だから避けられないか心配だわーあははー」 「でもそんな変な私と、青梅は仲良くしてくれてるじゃない」 「そ、それは~…」 はっ!青梅が顔を赤らめている!かっ…可愛い… あぁ、私は青梅に一生着いていく事を誓うわ… 「おらー、お前ら席につけ」 青梅に萌えていたら担任が入ってきた。 なんか若くてパワフルな男の人。体育の教師って感じ。 「今日から君達の担任になるカルラだ。あ、種族はバハムーン。じゃあ、いまから主席とるぞ」 魔法学校でバハムーンの先生か…。なんか珍しいな…。 種族っていうのはこの世界で暮らしてる人種のことで、いろいろあるのよ。 主なのは人間、エルフ、ドワーフ、ホビット、バハムーンとかね。 バハムーンっていうのはドラゴンの血を持つ種族で、炎を操るのが得意なの。 あとは魔族っていうのもいるんだけど、まぁ大体は魔界に住んでるからこっちにはあまり干渉して来ないわ。 「よし、全員いるな。じゃあ今から入学式だ。一斉に移動するから廊下に整列してくれー。」 はぁ~、入学式って大して面白くないから嫌いなのよ私。
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