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ガタンッ
「先生、いますか~?」
「窓は出入口では無いと何回言えば分かってくれるのかしら?嵐君!」
「おや?都(ミヤコ)ちゃん、かたいこと言わないで~!
何回と言われても‥一万回位かな?っと、北斗(ホクト)に神輝(ミキ)ちゃんもいると言う事は‥」
「はい。私が代理を任されました
早速此方のベッドを使って下さい
零はどうしましたか?」
僕が寝かせた女の子に毛布をかけながら聞いてきた
「琥太が連れてく‥イタイ~~~ッ!!?」
都が嵐の耳を引っ張るとベッドから離れていった
「嵐君相手に一万回も言っている暇はありません!」
「ヴ~~~‥何気に酷くない?都ちゃん?」
「……来たか…」
北斗が呟くと窓から琥太郎と瑞穂が入ってきた
「よっっと!先生~、毎度お届け物です~!
って、あれっ?神輝が代理か~!?そんじゃ、ま、よろしく~」
ドサッと零を乱暴にベッドに寝かせると、後は神輝にまかせた
「お任せ下さい」
-彼の者の魔力の回復を願う也-回復-
ポゥッ
「其れにしても3人はどうして保健室に?」
神輝の治療魔法を見物しながらオレは北斗に聞いた
「…振動の後、凄まじい魔力と零の魔力を感じたから多分保健室に来るだろうと思ってな
それに、この事態で保険医も駆り出されるのではないかと想像はつく…」
「流石北斗だな‥所で凄ぇ魔力って?」
「…あの女から感じたのだが…終わったか…」
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