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「大丈夫かなぁ‥」
零を見つめながら不安そうに呟く瑞穂
琥太郎は瑞穂に近きながら
「何時もの事だから平‥」
「ウッ…ここは‥保健室か……」
呟きながら目覚めた零が半身を起こした
「~~またやっちまった~~」
頭を抱えて唸る零
「今に始まった事じゃないからなぁ」
と琥太郎が返すと
「倒れた拍子に頭を打ってこれ以上悪くなったらどうするの?」
と瑞穂は心配そうにみんなに聞いた
「運が悪かったという事で~」
「運命として受け入れたら?」
「勉強なら教えて差し上げればよいでしょう?」
「…鍛え直してこい…」
嵐、都、神輝、北斗の順番にコメントされた
「…お前ら…俺、結構マジで悩んでるのにその言い方、酷くね?
~~~ッソォォォー
………ムガッ!!」
呟いた後ベッドに立ち上がり叫び始めた零に琥太郎が頭を押さえつけ、嵐が背中にニー・ドロップ・キック、瑞穂と都が俺の腕をそれぞれ掴みベッドひ引き寄せた
「保健室は静かにね」
「…わきまえて行動しろ…」
微笑みながら神輝が苦笑しながら北斗に諌められた…
そう言えば俺が助けた女の子の存在を思い出したので組している4人を振り解いた
「俺と一緒にいた女の子は?」
「隣で寝ていますから静かにね」
神輝に言われつつ若干遅い気もしたが俺は隣のベッドを覗いてみた
「う………ん」
暫く見ていると女の子は少し身動ぎして‥ゆっくりと瞼を開けた
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