~†~prolog~†~

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-時空結界‥展開!!- フォォォォォ…ン 冥王の周囲に三角錐の枠が現れた -炎の祈り!- -水の祈り!- -風の祈り!- -大地の祈り!- -雷の祈り!- -光の祈り!- -闇の祈り!- 三角錐の障壁が属性毎の色を宿していく -時空の祈り!- 瞬間、障壁を青紫に染め上げ三角錐は球体へと変化した “‥こんな結界なぞ弾き飛‥ば‥‥体が‥魔力が‥出せぬ‥” 「ハッ!7属性に時空魔法を練り込んで展開してるんだ!! 指一本動かせねーだろ!」 -八の祈りを集結し邪を滅するなり- 「コレで終わりだァァァッ冥王オォォゥ!!」 -封滅魔法!!!!- 冥王を取り囲んだ結界が急速に縮まりハレーションの如く眩しい閃光が辺りを照らした 閃光が収まると冥王は先程と同じ様に佇んでいた 《防がれたか!?》 誰もが思ったが冥王の身体は末端から音もなく崩れ始めていた “‥クックッ‥今回は我の負けだ‥潔く認めようぞ” 一呼吸おき “‥褒美として--呪いを与えよう-ー” …カッッッ! 瞬間冥王の持つ邪眼から光が放たれた! 「ウッッ!!」 おれは邪眼の光をまともに喰らい少しよろけた‥ “‥その呪い‥はソナタの‥『時空』の一族から‥我が転生するもの…” 冥王の身体が塵となり崩れて消えていく “‥--を持つ者が我の転生なり…貴様の子孫が……を持つ我が子をど…うす‥るか見も…のだ……” 冥王の身体は一片の欠片も残さず消えていった‥ そして--- ・
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