序章

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「あぁ、だから逃げて来たんだ」 「無傷でか?」 「何とかギリギリでな、身分証も隣町においてきちまった」 「怪しいな……おい」 旧政府の紋章をつけた男は近くに居た同じ制服をきた男に話しかけ耳打ちしていた 「申し訳ないが身分がわかるまで拘束する」 「何でだよ、俺は悪者でも新政府の人間でもねぇーよ」 新政府と言った瞬間、旧政府の制服を着た男は顔を曇らせた
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